昨日、実家の母と亡くなった父のお墓に行ってきました。
草取りをして、ロウソクとお線香をつけて、
冷たいものは冷たく、熱いものは熱く…がすきな人だったので、母が冷蔵庫で冷たく冷やしたお水をたっぷりかけてきました。
亡くなったとき、まだ小さかった息子ももう二十歳を迎え、
翌年に生まれた娘も17歳になり、27歳だったわたしも……で、
時の経つのの速さを実感します。
上の姉2人と、少し年の離れた末っ子なので親との死別は早いものではあるものの、やっぱり早かったなあ~。
昭和ひと桁生まれ、バリバリの戦中派だったので、子どもの頃から飢えの苦しさと空襲の恐ろしさ、
疎開で住み慣れた地を離れた寂しさ等々、ずっと聞かされていました。
青春まっただ中を、戦中戦後の荒波の中で生きてきたので、
戦争というものには恨みがあったと思います。
国防と称して軍隊を持とうとしている現政権の動きを、父が生きていたらどう思ったのだろうと、
墓前で手を合わせながら、ふと考えていました。