逃走中

こちらのおやこ劇場では、毎月1回小学生が集まっていろいろな遊びを体験する会『わんぱく少年団』という活動を行っています。
さんま…と言っても魚の事ではなく
    
    ①仲間の間  ②時間の間  ③空間の間


この「3つの間」を持ちながら、子ども達の思いを大人が聞き取り、形にしながらめいっぱい遊ぶ集まりです。
決して難しいことではなく、新聞紙や段ボールで思い思いの物を作ったり、芝生広場で身体を動かしたり、皆でお祭りに出かけたり、海賊ごっこをしたり…と、伸び伸びと遊んでおります。


今回は、毎年取り組んでいる逃走中をして午前中、思いっきり公園を走り回ってきました!


こちらは準備中のひとコマ。


                                  


びっしり書かれたミッションやルールは子ども達自身で考えたものです。


                                        
中学生以上の青年達がハンターと呼ばれる追手になります。中にはこの4月からの新中1の子も…。打ち合わせにも力が入ります。 


                        
まるで本物の不審者のような出で立ちです(笑)

参加者全員集まって、ミッションの説明を聞きます。


そして、いよいよ逃走中スタート!
初めに小学生達が走り出し、公園のあちこちに隠れます。そして、3分ごとにハンターが1人づつスタートして子どもたちを追いかけます。

今回はタイムキーパーのアシストをさせていただいたので、追いかけっこの様子の写真はほとんど撮れなかったのがちょっと残念ですが、どちらにしても動きがとっても速いので写真に収めるのは至難の業。当劇場の名カメラマン、S子お姉さまも四苦八苦しておられました。



残念ながらつかまってしまった子はスタート地点にある牢屋に入ります。
ここで、5人一組になっての大縄跳びや、空き缶積み等のミッションをクリアすれば復帰~。しかし、逃走しながらあるアイテムをゲットできたら、牢屋にいる子ども達が全員復帰できる特別ルールがあり、見事クリアしてすべての子ども達が一斉に駆け出して行きました。
                                 







1回戦めのあとしばし休憩タイム。ハンターたちは少々(かなり?)ばて気味でしたが、お若い小学生達はしっかり遊具でも遊びを楽しんでおりました。ここで、中1トリオ3人が、去年までの気分が復活したらしく小学生側に寝返って追われる立場に変身(笑)


2回戦が終わったところで終了~。全員スタート地点に集合。ハンターとして頑張ってくれた青年とお父さん1人にお礼を言います。
                             
                     


そして、最後にお楽しみ(笑)、参加賞のうまい棒とキャンディを頂きました。             


暑すぎず寒すぎず、ちょうどベストな気候で繰り広げられた逃走中、途中で転んで擦り傷を作っちゃったり、池に足を踏み入れて靴やズボンを濡らしちゃったり等々のトラブルはあったものの、全員元気に参加でき、良い思い出がまた一つできました。
「今度は戦闘中やりた~い!」の声も…。
また、これから仲間皆で話し合って、新年度も楽しいわんぱく少年団を作っていってくださいな~。